一週間、魚食べずに過ごせる?

 

スーパーマーケットさん、
いつも豊富な食材を食卓に提供していただき、ありがとうございます。

私はいつまでも家族と共に安心して美味しい魚を食べ続けたいと願っています。

そのためにもスーパーマーケットには、違法や過剰に獲られた魚は売らないで欲しいです。
また、持続可能な魚や放射能汚染されていない魚を、自分たちで選んで購入できるよう、十分な情報を提供してください。

どのスーパーマーケットが私たちの声を聞き入れいち早く対策を取ってくれるか、私たち消費者は注目しています。
ぜひ改善をお願いします。

 
 

この署名は2014年5月8日(木)で終了しました 。ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。

この署名の途中結果は、2013年10月に、国内のスーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)と各社が所属する業界団体 である日本チェーンストア協会及び新日本スーパーマーケット協会に届けました。
2013年10月以降に皆さまから寄せられた署名も、近日中に同スーパー5社と業界団体に提出いたします。

皆さまから寄せられた多くの「お客様の声」により、大手スーパーは以下のような動きを見せています。

  • イトーヨーカドー
    グリーンピースが各社の魚介類の調達方針を持続可能性や安全性の面から調査・評価し発表している「お魚スーパーマーケットランキング」で、2013年2月発表のvol.2で最下位だった同社は、2013年12月発表のvol.3では取り組み強化により首位へと躍進しました。
    お魚スーパーマ-ケットランキングvol.3 各社評価はこちらからご覧いただけます。
  • イオン
    2014年2月28日に違法漁業に由来する魚介類の排除やトレーサビリティの徹底などを消費者に約束する「持続可能な調達原則」を発表しました。

スーパーは、食卓に上る約70%の魚介類を販売しています。
スーパーにとって「お客様の声」は、どのような商品やサービスを提供すれば他社と差別化でき、業績を伸ばせるかを把握する、経営に欠かせない大切な情報です。
そのため、1通の「お客様の声」の後ろに10~100人の消費者需要があるとして対応するともいわれています。
安全で持続可能な魚介類の取り扱いをスーパーに求める皆さま1人ひとりからの署名が、スーパー各社の成長を応援し、子どもたちの海と食卓に魚を残す、大きな力となっています。

子どもたちの海と食卓に豊かな生態系と魚介類を残すため、グリーンピースは今後も消費者の皆さまと共に、大手スーパーに対し、持続可能で安全な魚介類の取り扱いを強化するよう、働きかけていきます。

グリーンピースは、「持続可能性」や「環境に与える影響」を考慮しながら魚を選んで購入できる便利な無料アプリ「グリーンお買い物ガイド」を作成しました。ぜひダウンロードしてご使用ください。

実は1週間どころではなく、ずっと食べられなくなるかもしれなくなることを、ご存知ですか?

スーパーマーケットは、食卓に上る約70%の魚介類を販売しています。
放射能汚染された魚も、どこでどのように獲られたか分からない魚も、違法や過剰に獲られた魚も、消費者に知らされることのないままに売られてしまっています。
このまま海を放射能で汚染し続け、魚を乱暴に獲り尽くしてしまえば、子どもたちの世代には、生態系豊かな海や食卓に上る魚は残っていないかもしれません。

ウナギについて:日本は世界の2%足らずの人口で、世界生産量の70%を超えるウナギを消費しており、日本で消費されているウナギの99%以上が、絶滅危惧種に指定されています。

マグロについて:太平洋クロマグロの資源量は乱獲により、未開発時の96%がここ数十年で漁獲・消費されてしまいました。

スーパーマーケットは、消費者の声で動きます。
実際に、業界最大手のイオンは原発事故から8カ月経った2011年11月、6,000件のお客様の声を受けて『放射性物質”ゼロ”を目標に検査体制を強化する』と発表しました。

  • 「政府基準値以下であっても、放射能汚染の度合いを知ってから買いたい」
  • 「どこでどのように獲られた魚なのか分からないものは買いたくない」
  • 「違法や過剰に獲られた魚は買いたくない」

など、消費者が今どのような商品や情報を求めているのか、ご意見をぜひオンライン署名でスーパーマーケットに届けてください。

そしてどのスーパーがお客様の声に向き合い需要に敏感に反応するのか注目し、一緒に業界を育てていきましょう。